明治六年十一月場所幕内番附表
當十一月中旬より於本所回向院境内晴天十日勧進大相撲興行仕候

       東          西       
尾州境川 浪右エ門大関綾瀬川 山左エ門高知
姫路雷電 震右エ門関脇小柳 常吉徳島
丸亀大纒 長吉小結朝日嶽 鶴之助大泉
姫路高砂 浦五郎前1鯱の海 梅吉薩州
村岡佐野山 幸吉前2磐石 力勝
桑名四海波 静太夫前3鬼ヶ崎 綱之助加知山
松代鷲ヶ濱 音右エ門前4浦風 林右エ門東京
東京鬼若 力之助前5最上山 辨治
姫路手柄山 勝司前6鬼面山 谷五郎徳島
因州勝山 芳藏前7清見潟 又市菊間

小柳・高砂は四股名を墨で塗りつぶして発表され脱退

十二月三日初日

新入幕・なし


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