令和元年九月場所八日目観戦記・十枚目取組・二

令和元年九月場所八日目観戦記
十枚目取組・二(令和元年 9月15日)

	○一山本(叩き込み)彩● 　彩が額で当たらんとするのを一山本両手突きで押さえ、これを彩左おっつけ右筈で押し上げたあと東に攻め込もうとしたが右腕が伸びない。一山本右筈で押し放し、両手突きから左で肩を押さえて右で顔を突き、左に引いて両手で背を押さえ、右突き落とし気味に左に叩き、彩を青房前に四つん這いにさせた。
	○木崎海(押し出し)旭大星● 　両者頭を下げて右で肩を突きながら左で宛がう恰好で立ち、旭大星が右で喉を押すのを木崎海左でおっつけ、手繰り気味に右を外して額で当たり、旭大星がなお右で肩を押さえると木崎海左腕ではね上げんとし、旭大星が嫌って右に引き落としながら左に廻るところ、木崎海右で胸を押して東に攻め、かまして両手で突き上げ、旭大星が右半身で腰を落として堪えると木崎海右から左と胸を押して青房に押し出した。
	○魁聖(不戦)青狼● 　青狼急性胃腸炎で休場。
	●千代の海(押し出し)翔猿○ 　千代の海先に立って両手で突こうとしたが翔猿頭を下げ、千代の海が両手で頭を引き下げんとすると翔猿左で喉を押し、突っ張って青房に突き出した。