常　円　寺 (東京都目黒区)

〜訪問：令和３年３月14日〜

	小杉山常円寺は、東急東横線都立大学駅北口からずんずん北上していくと左手にある。 天正18年(1590)創建以来当地にあり、高さ25mという大きな銀杏の木が山門をくぐると目の前に現れる。とはいえ訪問したのが３月の半ば、葉は全くなかった。

・前頭駒ノ里墓 　この墓所の北西数kmのところに生まれ、 戦前に一気の押しで鳴らしたのが駒ノ里。身長低く丸っこく、細かい出足で押していく相撲。双葉山69連勝目の対戦相手として名が残っている。 　戒名・秀相院吉浄日隆信士(墓誌)。昭和２年１月初土俵、７年５月十枚目、８年５月入幕、17年５月引退。９代秀ノ山を経て10代山分。46年３月16日歿。

(参考資料)
・	相撲史跡研究会(編)「相撲の史跡」３
・	小池謙一「年寄名跡の代々」(「相撲」連載)98　秀ノ山代々の巻(下)(平成９年11月号)・197　山分代々の巻(下)(平成18年２月号)
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