令和二年九月場所七日目観戦記
十枚目取組・二(令和 2年 9月19日)
| 令和二年九月場所七日目観戦記 十枚目取組・二(令和 2年 9月19日) |
 | ●王輝(叩き込み)剣翔○ 剣翔が遅くて王輝待ち切れず待った。王輝右で肩を押さえながら額で当たろうとするが剣翔右で張って右を差そうとし、王輝が嫌って左でおっつけながら左後ろに下がると両足とも流れ、土俵中央向正面寄りに叩き込まれた。 |
 | ●水戸龍(寄り切り)明瀬山○ 水戸龍左手を出しながら右腕を廻し右を差そうとするが明瀬山左を固めながら右下手前褌を狙い、水戸龍が左後ろ褌を取って出すと明瀬山残して右差し、水戸龍額をつけると明瀬山左突き落としの恰好で赤房を左に廻りながら右を差し直して下手を一枚取る。水戸龍左足を内に入れて左から振ると明瀬山左を入れんとし、水戸龍が再度額をつけるところ明瀬山両差し、水戸龍に巻き替えさせず右を引きつけて吊り身に攻め、再度水戸龍が左を巻き替えるところ煽って赤房に寄り切った。 |
 | ○千代ノ皇(押し出し)美ノ海● 千代ノ皇右を差そうとすると美ノ海低く当たって右で胸を突きながら左前褌を狙うが取れず、美ノ海右を手繰ろうとするところ、千代ノ皇左を廻しに宛がって正面に進み、左を脇腹に宛がってあっという間に押し出した。 |
 | ○天空海(寄り切り)千代丸● 千代丸左で張って右を差すが、天空海やや左に立って額で当たり右を筈にし、次いで左で上手を取ろうとする。千代丸与えず右を返すと天空海右で下手を取る。千代丸左上手を引き、無理矢理赤房に進もうとすると、天空海頭をつけたまま右肘を張り、左を巻き替えんとする。千代丸左を切られ、両手で喉を押そうとして体が浮き、天空海が左で胸を押し上げると千代丸向正面白房寄りに寄り切られた。 |
