令和二年十一月場所二日目観戦記
そ の 十二(令和 2年11月 9日)
喧嘩四つの琴恵光と明生、先手は明生で、突っ込んで左を入れようとした…のだが、いつの間にか琴恵光の恰好になっていた。 明生の左小手投げを右の突きつけだけで崩してしまう小力の強さ。
栃ノ心右を差したくて右を固め、そして右からおっつけながら力ずくで攻めていったが、右膝がしっかりしないので力が逸れてしまう。 栃ノ心肩越しに左上手を求めたが、岩を懐に抱いても抜き上げられまい。
玉鷲戦限定で良い相撲を取る琴勝峰。別に腰が割れているわけではないのだが、玉鷲よりは下から突けるということだろう。
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幕内取組・三
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