令和二年十一月場所二日目観戦記
十枚目取組・二(令和 2年11月22日)
| 令和二年十一月場所二日目観戦記 十枚目取組・二(令和 2年11月22日) |
 | ●千代の海(突き落とし)若元春○ 若元春の待ったでやり直し。千代の海先に立ったが若元春低く当たって左右のおっつけから左を差そうとしたが、千代の海両手突きから右左と喉を突き上げて起こし、額で当たって右左と突き、再度額で当たる。若元春左を覗かせると千代の海額をつけて左筈右おっつけ、若元春に左下手を与えず、突き放したが、若元春向正面白房寄りで右から張り左おっつけから割り込み下手、千代の海右突き落としにいくところ若元春青房に進み、両足とも流れた千代の海が焦り加減に赤房に進もうとするところ、若元春体を廻して右から突き落とした。 |
 | ○大翔丸(突き落とし)英乃海● 大翔丸額で当たって右で肩を突きながら左おっつけで押し放し、左から突き落とした。 |
 | ○大奄美(寄り切り)富士東● 大奄美右腕を廻して右を差そうとしながら左で横褌を早くも取る。富士東突っ張りも効かず右で切らんとして切れず、左で極めるようにして一度は大奄美の右を殺したが再度差され、白房に寄り切られた。 |
 | ○錦富士(叩き込み)錦木● 錦富士額で当たって右で肩を突きながら左でおっつけんとすると、錦木額で当たって右は使えなかったが左筈、次いで右でおっつけんとしながら押そうとする。錦富士再度額で当たって右で喉を押し上げ、引いて左で首を引きながら俵伝いに右に廻り、さらに左で錦木の左腕つけ根を引きながら白房に下がって引き落とした。 |
