令和四年一月場所初日観戦記
幕内取組・三(令和 4年 1月 9日)
| 令和四年一月場所初日観戦記 幕内取組・三(令和 4年 1月 9日) |
 | ○妙義龍(押し出し)志摩ノ海● 妙義龍右で肩を突きながら額で当たって左筈、右で喉を押し上げてから右を差そうとする。志摩ノ海挟みつけて押し、左から去なして左筈右で肩を押そうとするが、妙義龍右で叩いて左に廻り、左筈右喉輪で押し上げ、志摩ノ海左おっつけで堪えると妙義龍右で首を引いて左右と入れんとする。志摩ノ海挟みつけて西に進むが妙義龍堪えて左に廻る。一呼吸、志摩ノ海左から去なそうとしたが妙義龍追って右で胸を突きながら左で腹を突いて白房に押し出した。 |
 | ●千代の国(寄り切り)翔猿○ 千代の国先に立ったが翔猿額で当たって右腕ではね上げながら左で肩を突き上げ、千代の国突き返してやや白房に進むと翔猿応じて僅かに張り手を交えた突き合い、千代の国叩いて赤房に飛び退ると翔猿残し、千代の国の突きを捌いて右下手、千代の国右おっつけのあと左小手投げで振って右から突き上げ右を差そうとするが、翔猿左で絞って許さず、一呼吸して出ながら右肘を張り、左を筈にして赤房に寄り切った。 |
 | ●宝富士(押し出し)阿炎○ 阿炎両手突きから左右左と突いて一気に赤房に追い込み、額で当たって右で突き上げ、額で当たって両手で胸を押し、右喉輪で突き上げ、額をつけて両手で胸を押し西土俵白房寄りに押し出した。 |
 | ○豊昇龍(外掛け)千代翔馬● 互いに右で肩を突きながら額で当たり豊昇龍左を筈にして突き上げると千代翔馬右腕をとったりに曳き、突っ張る。豊昇龍受け止めて右前褌を探り、千代翔馬が嫌って少し正面に下がり突っ張らんとすると豊昇龍右から去なして崩し、千代翔馬が体勢を下げて左筈右外筈の恰好になると豊昇龍左を引っ掛けて泳がせ、左を入れて返し右上手、千代翔馬左下手を引いて青房から土俵中央に戻すが、一呼吸して左下手投げを打つところ右外掛けで左足を攫われて背中からドッと落ちた。 |
