令和四年九月場所千秋楽観戦記
幕内取組・一(令和 4年 9月25日)
| 令和四年九月場所千秋楽観戦記 幕内取組・一(令和 4年 9月25日) |
 | ○剣翔(掬い投げ)豊山● 豊山左を固めながら額で当たって右で肩を突くと剣翔は右を固めながら額で当たって左でおっつけ、互いに左を割り込み左四つ、両者左を返して豊山が出んとするが、右膝が崩れて体が伸び、剣翔が白房に堪えて左から掬うと、豊山徐々に浮いて投げ出された。 |
 | ○一山本(肩透かし)水戸龍● 水戸龍遅くやり直し。一山本両手突きから突っ張らんとしたあと右喉輪、水戸龍宛がって堪えたあと左で喉を突かんとするのを一山本はね上げて許さず突っ張り、左おっつけ右喉輪で押し、水戸龍が右を抜いて抱えんとするところ、一山本左に下がって肩透かしを引き、土俵中央東寄りに水戸龍を這わせた。 |
 | ●照強(押し出し)竜電○ 照強低く立つと竜電右に廻って上手を取り、照強が右から絞ろうとすると竜電右から出して照強の後ろに廻り、照強が体を右に廻して離れんとすると竜電左上手を取って右四つ、左から出し、照強が左前に走って逃れんとすると竜電右で肩を押したあと左で胸を押す。照強右に廻り込もうとして右足で蛇の目を蹴り、次いで青房に押し出された。 |
 | ●千代翔馬(寄り切り)琴恵光○ 琴恵光右で張って左から入らんとすると千代翔馬右で張り気味に突きながら左で胸を突き、右を伸ばして上手横褌を引いたが、琴恵光左差し右筈で黒房に突進、千代翔馬左で首投げにいくも既に右足を踏み切っていた。 |
