国技館おおよそご案内・１階を見てみよう・11
正面放送席
 平成22年９月26日撮影 | 向正面放送席
 平成21年９月14日撮影 |
ラジオ放送席
 平成21年９月14日撮影 | 場内放送席
 平成22年９月24日撮影 |
館内の熱気を全国津々浦々に伝える相撲中継、その放送席は３か所に分かれる。テレビ中継は正面と向正面に席を持ち、正面にはアナウンサーと解説者各１人、向正面に解説者１人を配している。
今の国技館ができた頃までは向正面にも解説者とは別にアナウンサーがいたが、いつの間にやらいなくなった。
ラジオの実況席は黒房側の通路の上、ここにもアナウンサーと解説者が各１人ずついて、向正面にはアナウンサー１人がいる。
ラジオの場合テレビ中継より喉をはるかに酷使するので、幕内の前半と後半とでアナウンサーが入れ替わるのが特徴である。
館内に響く声といえば、行司の声、呼び出しの声、そして観客の歓声があるが、土俵の進行を側方支援する場内放送を忘れてはいけない。
これは西花道の脇、西の桝席に放送席があって、場内放送係の行司が交代で務める。この写真だと何もしていないように見えるが、
それも当然で、土俵入りのときだけはこの放送席を使わず、正面の溜まりから(物言い説明用のマイクを使って)力士の紹介をやっているからだ。
今日の勝敗はここで 勇者の通る道
前画面に戻る
