平成三十年九月場所八日目観戦記
そ の 一(平成30年 9月16日)



 中日 8日目、総武線で隅田川を越え、窓越しに国技館を眺めて、両国駅で降車…するにはドアが反対側だが、ともあれ 1週間ぶりの場所入り。 初日は少し強めだった風がこの日はあまりなく、幟の動きも穏やか。そして向こうにスカイツリー。

 目玉というより懸念材料に近かった稀勢の里は 1敗で持ち堪え、序盤で何人かいなくなることが最近多かった横綱大関陣は誰も欠けていない。 場所の折り返しとしてはこれまた穏やか。

 初日は時間に余裕がなく、慌しすぎたので少し反省、10時半にした。筆者にしては出足が鈍くはあるが、この場所は朝一番で場所入りできる都合がつかなかった。 30分繰り上げたのは、反省のほかにもう 1つ理由があってのことだ。

 この日の昼は新発売の栃ノ心弁当にしたが、弁当の売れ行きは売店によって区々のようで、 1回のどこかの売店では栃ノ心弁当は売り切れていたし、 2階東の売店では豪栄道弁当が売り切れていた。 力士弁当は発売から15年になるが、よくネタが尽きないものだと感心する。
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