平成三十年九月場所八日目観戦記
そ の 二(平成30年 9月16日)
11時過ぎ、土俵はまだ序二段で、 3月から弓取の大役を任された春日龍が東から登場。相手の右側から振る戦術に徹底、 連続した攻めではなく相撲がかなり遅いが、機を見て上手投げで投げ捨てた。弓の前に相手を振り、いい稽古になった!?
三段目の 5番目、これが筆者の場所入りを早めた理由の一番、東に登場したのは宇良である。筆者は幕内力士としての宇良を見ていない。右膝を痛めたのが29年 7月、大きく悪化させたのが 9月でそれから 1年、 東三段目91枚目からの再出発でここまで 2勝 1敗。相撲自体は左に立ちながら当たって右に引き落とし、泳がせて送り出すというあっさりしたものではあるが、 元幕内だから当然だろうと言うこと勿れ、以前とは足の利き具合が全然違うのだから、再度壊れることのないよう祈るのみ。
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