平成三十年九月場所千秋楽観戦記
そ の 五(平成30年 9月23日)
協会御挨拶、役力士10人が誰も脱落せず居並ぶ。誰も欠けずに怪我なく…といって欲しいところだが、上位がかくも老いてしまうと、この註文は酷か。 さてこちら、逞しき尻に興奮？する後輩夫婦。となると、向正面というのも悪くはなかったということか？
大翔鵬の勝った決まり手は結局「極め倒し」とのこと…閂に抱えたけれど極まってはいなかったではないか。ところがテレビの実況でも、 真っ先に飛び出したのが極め倒し。どうしてだろう？
たっぷり塩を抛っていた天空海が12日目から休み、一人残った照強、この日も盛大に塩を撒くが…惜しくも塩が土俵を飛び出す。 せめて土俵の上に収めないと。芸格(？)やはり水戸泉に一籌を輸する。
照強の相手は矢後、西の 2枚目で 8勝 6敗。道産子としては、ここでもう 1つ勝って幕内に上がってもらいたいところ(旭大星が下がってしまうし…)。 後ろの観客は「相撲っぷりがいい」と大絶賛。ところがこの矢後、両膝が悪いせいもあるが、体が棒のように伸び切った恰好になりがちだ。 足運びも遅れがち。最後は左膝が開かず、左下に倒れて 7敗、幕内には手が届かなかった。
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