令和二年一月場所八日目観戦記
そ の 八(令和 2年 1月19日)
整えられた土俵には、琴ノ若に錦木。琴ノ若が変わり気味に右を入れようとするところ、錦木無理矢理突っ走って引き落とされるという相撲で、 砂が殆ど乱れなかった。
千代翔馬は引っ掛け気味に突き落とされて、追いかけるようについていったあと押し上げようとしたが、若隆景の宛がいが完璧で、 千代翔馬は腕を使えずに押し出された。技術負けの感。
幕内力士の土俵入り、東の先頭が徳勝龍で、殿リが豪栄道。同じ昭和61年生まれだが、徳勝龍はこの場所優勝、豪栄道はこの場所限りで引退と、明暗くっきり。 西の殿リは貴景勝、東西の両大関が埼玉栄高校から贈られた化粧廻しを締めて最後尾をゆく。
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十枚目取組・四
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