令和二年十一月場所初日観戦記
そ の 五(令和 2年11月 8日)
十枚目の土俵入り、東方力士を引く木村善之輔に続き、玉ノ井部屋の富士東。前場所は部屋内で新型コロナウイルスが猖獗を極め、感染の有無を問わず部屋全員が休場、 地位据え置きで十枚目に残された。本土俵を踏むことができて、まずは安心といったところ。
ほぼ真西に立ったのが旭大星。前場所アキレス腱を切って休場したのだから、この場所出てくるとは思わなかった。立ち姿を見ていると、 明らかに右足に重心が傾いていた。
西、十枚目に下がった琴奨菊は、後ろから 4人目。
前場所楽日
から僅か40日余り、筋肉の挫傷がそんな短日月で治るとは思われない。 足は出るのか。
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