令和三年三月場所二日目観戦記
そ の 十二(令和 3年 3月15日)
平成30年は横綱土俵入りを延べ 9回(巡業を入れると延べ12回)見たのに、令和になってからはこれがまだ 4つ目。何しろ横綱土俵入りを見るのは 1年 2か月振りだ。
初日に太刀を大きくグラつかせた翠富士は、この日もやや不安定、何度か右肘を上げ直そうとするあたり、まだ不慣れ。白鵬は最初の塵浄水も凸型に変えている。 右膝が悪くて普通の蹲踞ができないということだろう。土俵からおりるのも慎重だった。
「よいしょ」の掛け声が消えて 1年、掛け声の代わりに拍手ということで、四股の度に拍手が湧くようになったのだが、土俵中央から二字口に戻るときの拍手がすっかりなくなった。
(以下次頁)
前頁へ
前画面に戻る
次頁へ
