令和四年九月場所十三日目観戦記
そ の 十(令和 4年 9月23日)
幕内の土俵入り、この日は西がバラバラな動きで締まらなかった。さて、東は玉鷲から 3人続けて花をあしらった化粧廻し、 そのあとに翔猿が「やすらぎ」。どんなストーリー？西は豊山のポコちゃんが前から 2人目。当然正代のペコちゃんもいたわけだが、 殿リは渋滞するのでなかなか撮りにくい。横綱がいないので錦富士も翠富士も自分の化粧廻しで、 錦富士は三本木農業高校(現・三本木農業恵拓高校)の校章、翠富士は飛龍高校の校章をあしらったもの。 この日、高校の校章をあしらった化粧廻しは出場40人中 7人、一方大学のは若隆景 1人だけ。ちなみに十枚目は高校が27人中 4人で大学が 5人。 ちなみに鳥取城北高校からの化粧廻しをしている関取が 3人いるが、化粧廻しに校章は入っていない。 埼玉栄高校の化粧廻しをつけているのが 5人もいる一方、日大の化粧廻しはこの日はゼロだった。
東方、肩をほぐした剣翔と琴勝峰が相次いで敗れ、 3番目は平戸海に琴恵光。両差し狙いの琴恵光に対し右を差し勝った平戸海、 左上手を引いてまずは優勢かに見えるが、琴恵光右下手を取って左おっつけで堪えた。平戸海は上手が深い。
(以下次頁)
幕内取組・一
前頁へ
前画面に戻る
次頁へ
