令和四年九月場所十三日目観戦記
そ の 十四(令和 4年 9月23日)
隆の勝額で当たるが琴ノ若踏み込み鋭く下から入り、隆の勝の右喉輪に構わず猛攻、隆の勝右に逃れるも琴ノ若の突撃は止まらず、 隆の勝やっと右に廻り込んで体勢を立て直そうとすると、琴ノ若の左腕がぬっと伸びて上手出し投げ、凄い馬力だった。 とかく左右にずれたがる琴ノ若の立ち合いだがこの日は鋭く、堂々たる相撲振り。
右から入りたい翠富士を左かち上げ気味にはね返す明生の立ち合い、翠富士右から入ろうと体勢を下げると明生左を固めながら寧ろ押し込み、 サッと右に飛んで透かす。翠富士土俵を横断して黒房に崩れた。速さで負けず攻撃力に勝る明生に一日の長。
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幕内取組・四
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