令和六年三月場所九日目観戦記
そ の 十九(令和 6年 3月18日)
結びは相撲がバラバラの霧島、引っ張り込まれずに低く攻め 3勝目。
弓取式は勇輝。この 2年ほどは相撲甚句もこなしていたベテラン。この場所を限りに世話人となったので、本場所での弓取姿を見るのは最初で最後となった。 記念として、写真は多めに。勇輝は霧島のつけ人で、横綱が不在となったから当然霧島の代わりとして弓を振りたかったろう。この場所、勇輝の弓取式は 8日目からだったので、 それ以降霧島が結びに登場したのは 3番だ。大不振で 5勝10敗に終わった霧島だが、この 3番の成績は 2勝 1敗と 1点の勝ち越し。
ちょうど日の入りぐらいのこの時刻、いくらか明るさが残っている。土俵の明るさということでいえば、宇良がまばゆい光を放っていた。 大怪我前から人気は高かったが、これほどまでに圧倒的な人気になるとは。
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