令和六年十一月場所初日観戦記
十枚目取組・二(令和 6年11月10日)
| 令和六年十一月場所初日観戦記 十枚目取組・二(令和 6年11月10日) |
 | ○安青錦(下手投げ)藤青雲● 安青錦額で当たって左おっつけ右喉輪、前傾を保って左前褌を狙ったが届かず、藤青雲が左に廻ると安青錦突っ張って正面に攻め込み左差しを狙い、藤青雲が左を割り込んで左に廻ると安青錦深いが右上手を引き、藤青雲が右おっつけから上手を取って青房に出んとすると安青錦左下手を取って下手投げ、藤青雲を青房に倒した。 |
 | ●阿武咲(叩き込み)大翔鵬○ 阿武咲右で突きながら額で当たって左で突き上げるが、大翔鵬左で肩を押さえながら右から挟みつけ、左喉輪のあと右に廻って左から叩くと、阿武咲右足を送れず這った。 |
 | ●大奄美(突き落とし)白鷹山○ 白鷹山両手で突いて左で顔を押し上げさらに右喉輪、額をつけて右おっつけ左で胸を押し、再度突っ張って額をつけ、左筈右おっつけから右を割り込んで返し、大奄美が左からおっつけ返そうとすると白鷹山左おっつけで起こし、左足が流れた大奄美を右に押し倒した。 |
 | ●英乃海(寄り切り)水戸龍○ 英乃海両差しを狙うと水戸龍は右差し左前褌狙い、水戸龍左が取れず英乃海左で水戸龍の右を殺してから左前褌を求めると水戸龍は英乃海の右を取って引っ掛けんとし、両者右を差し合って水戸龍下手、英乃海右を返して左上手を求めるも取れず、水戸龍やや深いながらも左上手を引く。英乃海仕方なく右下手を取ると水戸龍両褌を引きつけて向正面に寄り出した。 |
