国技館おおよそご案内・２階を見てみよう・５
見上げれば
平成30年９月９日撮影
裏はこう
平成27年９月13日撮影
　２階椅子席の上、四方を飾る優勝額は、毎日新聞社から贈られている。

　優勝額の大まかな歴史は別に掲載するが、明治42年に旧国技館ができたときに始まったもので、戦争による中断を挟み、昭和26年１月に全勝優勝した横綱照國に対する分から再開されて現在に至っている。 枠の上には「優勝」(全勝優勝のときは「全勝」)、右に場所、左に優勝者名及び地位、下に贈り主の「毎日新聞社」の名が記される。このデザインは戦後一貫している。 平成25年11月までは木枠で、白黒写真に彩色したものを掲げており、正式名称を「優勝色彩写真額」と言っていたが、 26年１月の分からはカラー写真に切り替わり、枠もアルミニウムになった。名称も「優勝写真額」に改まった。

　32枚の優勝額、１階から見ると寧ろ小さく見えるが、２階で見るとたいそう立派。初日前日の贈呈式のときに近くで見るとなお立派。
高嶺の花　するすると
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