平成二十七年七月場所八日目観戦記
そ の 四(平成27年 7月19日)
照明強化の段取りは両国と違うようで、三段目の取組が始まってほどなく、 3組目の審判団が入ってきたところで強められた。それよりも前、11時頃にはカーテンが閉められた。
古株となった大露羅は西三段目57枚目、昔からのＸ脚は四股でも分かる。蓮台山の両筈で為すところなく押し出されたが、終わってみればこの場所 5勝だそうで、この位置では巨体の威力が通ずる模様。
次の次、武蔵丸の甥っ子武蔵国。蹲踞の恰好が横綱そっくりだが、立ち腰で自らに苦戦を強いているように映った。
新序出世力士は僅かに 2名。元来名古屋場所は少なくて、 1人ということもあった。しかし、日常生活では全く感じないにせよ相撲ブームだとか言われている昨今、 観客数は目覚ましく伸びているが、競技者数の伸びはどうなのか。
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