平成二十九年十一月場所二日目観戦記
そ の 七(平成29年11月13日)
場内はほぼ埋まり、十枚目の取組も残り 1番。旭秀鵬右でかち上げて突っ張りで攻めたが、足が揃ってしまう。誉富士はたじたじという感じだったが左に廻り、左から突き落としにいけば、 旭秀鵬は膝が崩れて赤房に倒れてしまった。せっかくかち上げで主導権を握ったのに、足で攻めていけないと勢いが続いてくれない。
西の幕内力士の土俵入り、大奄美に始まり、北勝富士までは全員に対して平均的に拍手が送られていたが、松鳳山で一つ盛り上がって、 阿武咲でまた盛り上がって、琴奨菊で大きく盛り上がり、嘉風でもっと盛り上がり、殿の安で最後の盛り上がりを見せる。そういえば、毎年出ていた琴奨菊への横断幕がなくなった。
東はまた安美錦に登場を願うことにしよう。それなりの理由あってのことである。東で大きな拍手を浴びたのは安美錦・遠藤・御嶽海で、さらに上廻ったのが大関豪栄道だった。
(以下次頁)
十枚目取組・四
前頁へ
前画面に戻る
次頁へ
