平成三十年九月場所初日観戦記
そ の 十三(平成30年 9月 9日)
前場所初めて賜盃を受けた御嶽海が、初めて賜盃を返還する。北海道胆振東部地震が 3日前に発生した関係で、テレビ中継では日曜日にもかかわらずニュースの時間となり、 晴れの賜盃返還シーンは放映されなかった。全く無難にこなし、初めてのはずなのに手慣れているようにも見えた。
優勝額は、鶴竜も御嶽海も立ち姿。尤も大関以下で立ち姿以外というのは極めて限定的になってしまうけれども(24年 9月の日馬富士のが不思議な恰好だった)。 鶴竜が真正面向きの仁王立ちを優勝額として掲げるのは、初めてのことである。
顔触れ言上はなし。満員の大観衆の視線が注がれる中入後の取組へ。
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