令和元年十一月場所初日観戦記
そ の 八(令和元年11月10日)
いよいよ幕内力士の土俵入り、誰が土俵に上がっても賑やかな感じ。東は前場所優勝の御嶽海、大関に戻った貴景勝、古参大関となった豪栄道と、 母校の校章をあしらった化粧廻しを締めている(御嶽海のは木曽町中学校のものだが、出身は合併前の福島中学校なので、厳密にいえば正確ではない)。 西、真ん前に炎鵬が立った。すぐ後ろは竜電なので大きさが全然違うが、小兵に分類される琴恵光さえもが大きく見える。
横綱は西の白鵬だけ。弟弟子の炎鵬と石浦を従えた土俵入りは本場所で 2回目。まさにリアル小姓。右上腕を痛めて以来、 土俵入りの際の塵浄水もすっかり締まらなくなってしまったが、真西から見ると土俵中央で両掌を開いたところでその右上腕二頭筋が歪になってしまったのが分かってしまう。
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