令和二年十一月場所初日観戦記
そ の 十一(令和 2年11月 8日)
幕内力士の土俵入り、貫禄溢るる東方中堅陣、佐田の海の向こうに僅かに顔が見える豊山が27歳、その次、佐田の海から左にずーっと目を動かし、 北勝富士まで、何と全員28歳以上。前場所「驚異の新人」のような登場をした翔猿にしても、これまた28歳。
一方、西方は先頭の天空海から 4人。逸ノ城がそんなに大きく見えない不思議な一枚。
あの緊張の日
に宿願を果たした正代が、賜盃と優勝旗を返還する。 ペナントリボンには、墨痕鮮やかに「令和二年九月場所優勝 正代 直也」と。
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