令和三年三月場所千秋楽観戦記
そ の 五(令和 3年 3月28日)
宇良、強いのなんのって。これだけ写真を並べれば、言葉は要るまい。中日に痛めた左脹脛は、たかだか 1週間で癒えるものではないが、この一番には殆ど影響しなかった。 これで 4敗は、白鷹山だけである。
美ノ海は早く幕内に上がりたいところなのだが、如何せん体力不足のようだ。東龍としては全く怖さを感じないのだろう、離れて取る小さめの相手に対し、 大きく思い切り踏み込んだものだ。美ノ海早くも圧倒されて、足が地に着かない。最後には、10cm以上も背の高い相手に抱きつかれてしまう。
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十枚目取組・二
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