令和四年一月場所初日観戦記
そ の 十五(令和 4年 1月 9日)
優勝額の除幕は照ノ富士のが 2枚。残念ながら11月のは見えぬまま拍手するしかなかったが、 9月のは太刀を握ったオーソドックスな立ち姿。 今後は立ち姿以外のものも加わるだろうか。
年の初めということで、報知新聞の年間最優秀力士賞の授与。令和 3年の最優秀力士といえば、万人が照ノ富士を推すに違いない。それぐらい圧倒的だった。 東京新聞・東京中日スポーツによる幕内最優秀新人賞は豊昇龍、これは選出が難しかったろう。なにせ前年は新入幕が 2人(翠富士・一山本)しかいなくて幕内定着とはいかず、 前々年の入幕者の一部(前々年の幕内は 2場所以内)も対象になるということで、一頭抜きん出ていた 2年 9月入幕の豊昇龍が選ばれたものだろう。 鮮やかな相撲振りは確かにこの 2年の入幕力士の中では水際立っている。
朝からの相撲見物も、いよいよ残りは20番。東からは新入幕の王鵬と、その後ろに碧山。栃ノ心もそうだが、碧山の背には赤い手形が縦に二筋。 どれほどの力でひっぱたいているのだろう。
ポケモンとのコラボレーション
は、行司装束もそうなのだが、 懸賞旗が多くの取組に登場する。最初にピカチュウとハリテヤマ。
エントランスの化粧廻し
にあしらわれていたのがこの両名、 最初から真打ち出しちゃっていいの？
どっしりタイプの魁聖が王鵬を難なく受け止める…というには魁聖の足腰にガタがきすぎていた。王鵬かまして左おっつけ、 魁聖たちまち持ち上げられて正面に飛び出し、王鵬まずは 1勝ほっと一息。
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幕内取組・一
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