平成二十九年十一月場所初日観戦記
そ の 十四(平成29年11月12日)
貴景勝はとんでもない取り口だった。貴景勝は腰を引きながら腕をいっぱいに伸ばしておいてから下がって引く癖があって、 それがまともすぎて白房に吹っ飛ばされた。着地点には呼出の椅子があって、その椅子も壊れてしまった。発泡スチロールだから大事ないのだけれど。
稀勢の里に玉鷲、 3度合わず時間いっぱいから 4度目の仕切りでやっと立った。稀勢の里の足腰の崩れが何度も現れ、左の攻めも出しはしたが、 付き合わされる形で起こされて黒星。攻め倦んだというより体ができているのか？という大いなる疑問が…
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幕内取組・五
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