平成三十年九月場所八日目観戦記
そ の 十四(平成30年 9月16日)
碧山が突っ張って引き落とす。逃れる錦木、向き直って左から去なす。乱戦の結果はこの通り。大きな大きな碧山が両差しになった。 両差しに慣れていない碧山、ちょっと考える。
昨年の九州
で腹に負けた大栄翔が、千代丸の胸を攻める。手先がめり込んで見えない。
ここまで 7戦 7勝の北勝富士、左おっつけ右喉輪で竜電を起こすも、その場に居座ってそれを繰り返しているだけ。こんなに右足を下げていては身動きも取れまいに。 頃合を見計らって竜電、左から右と入って抱きついた。北勝富士は軸足が左になったのでそれなりに粘ってもがくが、結局寄り切られて初黒星。 両差しといえば竜電、辛抱といえば竜電、北勝富士の連勝を止め、竜電は 2日目から 7連勝。
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幕内取組・二
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