令和四年一月場所初日観戦記
そ の 七(令和 4年 1月 9日)
幕下上位は、まず朝弁慶−菅野。関取 8場所の経験がある湘南の重戦車だが、筆者は
27年11月
に見ただけだ。 一方の菅野は平成30年の学生横綱で、三段目最下位附出から 6場所目、順調に昇進している。当たり勝った朝弁慶が西に突撃するところ菅野右の小手投げ、 勘九郎迷って菅野に軍配をあげてまたまた物言い、小さい勘九郎は大きな審判団に囲まれてしまう。早めに協議はまとまり、同体取り直しとなった。 今度は菅野の方が踏み込み良く、朝弁慶を崩して押し出した。
峰刃に深井は左四つ、峰刃が右上手投げを打って体を入れ替えると、深井が打っ棄るように右上手投げを打って投げ倒す。赤房下でくるくるくるくる。
左膝を悪化させた旭大星は前場所の大敗で幕下に落ち、頭を下げて懐に入れまいとしたが出羽ノ龍に左下手を与え、二本差されて脆く敗れた。 全く足に力が入っておらず、道産子としては寂しい。
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