令和四年一月場所二日目観戦記
そ の 五(令和 4年 1月10日)
待ち時間10分、十枚目の土俵入り。この日はひとり炎鵬の印象のみが強い。青房下、凜とした表情。
初日
見ることのできなかった照ノ富士初の全勝優勝の額もよく見える。関脇からの急上昇もよく分かる。 同一年内での関脇から三段跳び優勝は昭和56年の千代の富士以来だが、優勝 4回となると照ノ富士が初めてだ。返す返すも
2年11月の優勝同点
が惜しまれる。 そのとき優勝していれば、平幕・小結・関脇・大関・横綱すべてで優勝という金字塔が樹っていた。
塚原は幕下上位に上がって 2年半、なかなか壁を越えられない。立ち遅れて左からおっつけるがこれも甘く右下手を許し、やれることもないまま右下手投げで強か叩きつけられた。 對馬洋は番附について 5場所目からずっと幕下を維持しもうすぐ 5年、前場所は東の 2枚目に達して塚原の最高位(東 4枚目)を抜いている。最近の様子だと對馬洋の方に伸びが見られる。
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