令和五年九月場所初日観戦記
そ の 十七(令和 5年 9月10日)
前場所優勝同点の北勝富士は、貴景勝と当たり合うこと 4度、いくらか貴景勝が攻め勝ったようだったが出足が悪く、 北勝富士が右に下がると貴景勝つんのめって転がってしまった。ところが北勝富士も東の溜まりに飛び出していて、 伊之助の軍配は東の北勝富士だったが筆者の目には貴景勝の勝ちと映り、当然物言いがついた。主に東の放駒(玉乃島)と赤房の二子山(雅山)が盛んに発言している。 協議がやや長くてあとで見てみると 3分程度、同体取り直しとなった。決まり手表示に「取り直し」と出ているのを初めて見た。 取り直しは貴景勝の二の矢が弱すぎ、受け止められてあっさり叩き落とされた。
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幕内取組・六
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