令和六年七月場所初日観戦記
そ の 一(令和 6年 7月14日)
名古屋場所は 9年ぶり、愛知県体育館での最後の名古屋場所だ。次の会場は、向こうでちょうど建てられているところ。
ということで名城線で市役所駅へ…というのは昔の話で、 5年 1月から名古屋城駅に生まれ変わった。トコトコ歩くと櫓と幟が現れて、 さらにトコトコ歩けば愛知県体育館が現れる。この場所から初めてQRチケットが導入されたが、筆者は旧来の紙チケット、愛知県体育館の最後を飾る(？)オールドスタイルだ。
9年前、照ノ富士が新大関だった。あの頃、照ノ富士が横綱になるということは、誰も疑わなかった。そして、確かに横綱になったが、 このような軌跡を描くとは、当時思いもよらなかった。筆者は
新大関
の照ノ富士も、
返り大関
の照ノ富士も見ているが、新横綱は見ていない。
横綱 3場所目
に見たあと、 本場所では 2年半見ることが叶わず、やっと横綱土俵入りが見られるというのが一つの楽しみ。
8時半に開場、本場所の会場としては最も手狭なエントランスだ。これが数時間後には、人で溢れる。
こちらは花道の対角線、黒房側の通路。けっこう狭い。花道も、幅はこちらの通路と変わらない。力士が通るとは思えないというべきか、 力士が大きくなりすぎたというべきか。
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名古屋場所は 9年ぶり、愛知県体育館での最後の名古屋場所だ。次の会場は、向こうでちょうど建てられているところ。
8時半に開場、本場所の会場としては最も手狭なエントランスだ。これが数時間後には、人で溢れる。