令和二年一月場所初日観戦記
そ の 十四(令和 2年 1月12日)
栃ノ心、もはや気合だけで取っている感もなしとしない。左腕で喉を押し上げようとする動きは癖になっているようで、 足が伴えば破壊力もあろうけれども、上体だけなので押さえるだけ。五分の攻防のあと栃ノ心待ち受けて右突き落としにいくが、 勘がずれているのかワンテンポ遅かった。
観客の誰もがお目当てにしているだろう…と
前場所
も
前々場所
もほぼ同様に書いた炎鵬の登場。 呼び上げられただけで、これ以上盛り上がるのかと思うほどの大歓声。しかし立ち上がればなお盛り上がる。天井知らずだ。
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